ハレとケでは、カワダロボティクス株式会社が開発した双腕ロボット「NEXTAGE」が、人と同じ空間でコーヒーを淹れています。
ロボットが働く姿は、まだ特別に感じられるかもしれません。
しかし私たちは、それを“未来の姿”ではなく、「これからの日常」として捉えています。
NEXTAGEは、ただの機械ではありません。
人の動きをなぞるように設計され、
人と同じ空間で安全に協働することを前提としたロボットです。
この場所で、ロボットと人が自然に共存する風景を通して、
新しい時代の働き方や暮らし方を感じてもらえたら嬉しいです。


飲食業界での経験から、私たちは一つの事実に気づきました。
それは、
「自分自身の心と体が整っていなければ、
お客様に最高のパフォーマンスを届けることは難しい」ということです。
人はどうしても、体調や気分に影響を受けます。
それは自然なことであり、否定すべきものではありません。
だからこそ私たちは、
“人にしかできないこと”と“ロボットに任せられること”を分ける選択をしました。
ロボットは、疲れることなく、
毎日同じ品質でサービスを提供することができます。
その安定した土台があるからこそ、
人はより「人らしさ」に集中できる。
また、衛生面や人手不足といった課題に対しても、
ロボットは有効な選択肢の一つになります。
かつて私は、
ロボットは感情を持たないため、
本当の意味でのホスピタリティは提供できないと考えていました。
しかし今は違います。
一つひとつの動作に、
食への敬意や、お客様への想いを込めて教えることで、
ロボットもまた、その想いを“形”として届ける存在になる。
ロボットの導入は、単なる効率化ではなく、
人の価値をより引き出すための選択です。
ハレとケでは、その可能性を実証し続けています。
これからの時代、
働き方は大きく変わっていきます。
すべてを人が担う時代から、
役割を分け、共に働く時代へ。
ロボットが担うのは、
正確さや継続性が求められる領域。
人が担うのは、
感じること、考えること、つながること。
それぞれの強みを活かすことで、
より豊かで持続可能な働き方が生まれていきます。
ハレとケは、
その小さな実験の場です。
ここでの取り組みが、
未来の働き方のヒントになればと考えています。


テクノロジーが進化するほど、
私たちは自然から離れてしまうのでしょうか。
ハレとケは、そうは考えていません。
むしろ、テクノロジーがあるからこそ、
人はより自然に目を向ける余白を持てる。
ロボットが支える部分があるからこそ、
人は食材や体、暮らしに丁寧に向き合うことができる。
自然と人、そしてテクノロジー。
どれか一つではなく、
すべてが調和することで、
これからの社会はより豊かになっていく。
ハレとケは、
そのバランスを大切にしながら、
新しい価値を提案していきます。